【ニューヨーク=小林泰裕】28日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比715・80ドル安の4万1583・90ドルだった。トランプ政権の関税政策によるインフレ(物価上昇)や景気減速への警戒感から大きく値下がりした。下落は3営業日連続。
28日に発表された米国の個人消費支出物価指数の一部データが市場予想を上回った。一方、米ミシガン大が28日に発表した3月の消費者信頼感指数(確報値)は市場予想を下回った。インフレの再燃と景気悪化への懸念が強まり、ネット通販大手アマゾン・ドット・コムやスポーツ用品大手ナイキなどの銘柄が売られた。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は481・04ポイント安の1万7322・99だった。 こちらで最新の株価情報をご覧ください。株価掲示板で日経平均株価掲示板の詳細もチェック!