保有している株式を証券会社を通じて他の投資家に貸すことで、貸した期間に応じて収益を得られる「貸株」。この仕組みについて詳しく解説します。
貸株は、プロの投資家や機関投資家が空売りなどに使用するために一時的に株を借りる際に活用されます。設定さえしておけば特別な手続きも不要で、月ごとに自動計算された「貸株料」が入金される仕組みです。
特に長期保有の株式に対しては、値上がり益を狙いながら「ちょっとした利息」とも言える収益を得られるため、一石二鳥の投資法と言えます。ただし、配当金や株主優待が受け取れないなどの注意点もあります。
証券会社によって貸株料や手数料などが異なるため、始め前に自分に適したルールを確認することが重要です。