アメリカのトランプ政権による「相互関税」政策に伴う株価の急落や混乱を受け、政権発足後最大規模となる抗議デモが全米各地で開催されました。5日には、首都ワシントンやニューヨークなどの主要都市を中心に、トランプ大統領や「政府効率化省」を率いる実業家のイーロン・マスク氏に対する批判の声があがりました。
アメリカメディアによると、抗議デモは50州全てで開催され、参加者の登録数は50万人を超えたとのことです。デモ参加者たちはトランプ政権の関税政策や移民政策、マスク氏による連邦政府職員の大規模解雇計画などに反対の声を上げました。
一方で、株価が急落する中での最大規模の抗議活動となりましたが、トランプ大統領はSNSを通じて、「これは経済革命であり我々は勝利を収めると信じている。決して屈することなく進むべき道を進み続けよう」と呼びかけました。