滋賀県米原市の雑木林で2日に遺体が発見された事件について、県警は4日、DNA型鑑定により岐阜県垂井町の教育施設職員、桐山真弓さん(64)と確認した。自宅から姿を消していたことが判明し、何者かに連れ去られた可能性が高いとみられている。
司法解剖結果によると、死因は首を圧迫されたことによる窒息死で、3月下旬の死亡が疑われている。県警は殺人・死体遺棄事件として捜査中だ。桐山さんは一軒家で一人暮らしをしており、勤務先の教育施設には3月13日に出勤していたものの、次回の勤務日である17日に姿を見せなかった。
遺体は米原市大清水の林で布団の上にうつぶせの状態で見つかった。身元を確認するための服装や財布が近くにあったため、DNA型鑑定により桐山さんと判明した。