学校法人・森友学園への国有地売却に関する文書が4月4日から順次公開される。この事件では、なぜ大幅な値引きで土地が売られたのか、また公文書改ざんは誰の指示だったのかなど、多くの疑問が残っている。開示対象となる文書は17万ページ以上に及ぶとされ、今後も随時公開される予定だ。
財務省は「最低限の不開示処理」を方針としており、4日には約2千ページ分が最初に開示される見込み。しかし、赤木俊夫さんの遺族が求める改ざんに関連する文書は少ないとの見方が強い。
森友問題の詳細な経緯解明に向けて、今後の文書公開による真相究明が期待されている。