プロ野球選手のヤクルト山田哲人は、先日開催された試合で今季初のホームランを放ち、通算300本目を達成しました。この偉業により、史上46人目の300号達成者となりました。山田選手は2回表の第1打席で中日の松葉貴大投手からツーランホームランを放ち、32歳でのプロ15年目でこの偉業を成し遂げました。
山田選手は2015年に打率3割、ホームラン30本、盗塁30個という「トリプルスリー」を達成し、その年のセ・リーグの最優秀選手に輝きました。しかし近年は怪我や故障が続き、前年まではホームラン14本と打ち込んでいましたが、打率は2割台まで落ちていました。
今シーズンも怪我で開幕から出遅れましたが、復帰後すぐに300号を達成する快挙を遂げました。山田選手は試合後のインタビューで「自分でも思いませんでしたが、ここまでのホームランを打てたのは周りの方々の支えがあったからだと思います」と感謝の言葉を述べました。
ヤクルト球団では次なる目標として、2軍監督である池山隆寛氏の通算304本という球団記録を目指す方針です。