アメリカの大統領、ドナルド・トランプ氏が4日に発表した「相互関税」が5日午後1時1分に正式に始まりました。この関税は全ての国や地域を対象としています。
最初の一括りとしては、全ての製品に対して一律で10%の関税が課されます。その後、アメリカから各加盟国の輸入量によって追加の税率が上乗せされることになっています。日本については24%という追加の税率があり、これは9日に発動します。
一方で、株価への影響はすでに現れており、トランプ大統領も自身のSNSを通じて「私の政策は決して変わらない」と明言しました。これに対し、中国は報復関税を打ち出しており、その動きに対する対応として、「中国が間違った行動を取ったとパニックに陥っている」と批判しています。