国防総省は4日、国家安全保障局(NSA)のトップであるホーク局長を解任したことを発表しました。国防総省報道官は、ホーク氏の国家に対する奉仕に感謝しながらも、具体的な理由については明言しませんでした。一方で、有力紙ワシントン・ポストなどによると、極右活動家の女性がホワイトハウス高官とともに解任を働きかけたと伝えられています。
この女性はトランプ大統領の長年の支持者で、SNS上のフォロワー数160万を超える影響力を持っています。彼女はホーク氏について、「バイデン政権下での重用を受け、トランプ方針に忠実ではない」と主張したとされています。
野党・民主党議員からは「政治的忠誠を理由とした解任が懸念される」といった反応も見られました。