2025年1月に就任したドナルド・トランプ大統領の政権が、強硬な通商政策を次々と打ち出しており、市場には不安の声が広がっています。カナダやメキシコ、中国など主要国に対する関税強化策は特に注目を集め、投資家心理に悪影響を与えています。
2月後半からは米国のVIX指数(恐怖指数)も上昇し、S&P500やナスダックといった株価指数が下落。ビットコインも同じくリスク資産として売り込まれる展開となりました。また、Bybitでの大規模な不正流出事件や米国におけるビットコイン準備金に関する失望感から、アルトコインの多くは更なる値下がりを余儀なくされました。
ビットコインのドミナンス(時価総額の割合)は上昇し、投資家の間でより安定したビットコインへの資金移動が観測されています。株価掲示板でもこの動きに関する議論が多くなっています。