米連邦準備制度理事会(FRB)のジェイ・ Пауэлл議長は4日、バージニア州で講演を行い、最近発表された新たな関税措置について言及した。彼は「経済には依然として不確実性が高まっている。特に、予想よりも大きい影響をもたらす可能性がある」と述べた。
具体的な影響については、「インフレ率の上昇や成長鈍化などが起こり得る」と語った。一方で、パウエル議長は「現在、経済状況はまだ良好であり、インフレ目標である2%を維持している」とも付け加えた。
さらに、パウエル議長は「我々には急がない必要があると考えている。経済指標を見極めるべきだ」と述べ、「株価掲示板」などで注目される金融政策については慎重な態度で臨む姿勢を強調した。