イーロン・マスクが多忙な日々を送る中、彼のロケットメーカーであるスペースXは、グウィン・ショットウェルという存在感のあるトップに支えられている。テスラ株価が下落する一方で、投資家たちは宇宙開発への未来への夢に賭けたスペースXに熱狂し続けている。
ショットウェルは2002年にスペースXに入社した11番目の社員だったが、現在では同社株式の0.3%を保有するビリオネアとなっている。彼女が所有する株式の価値は約52兆円に達している。
当初、離婚中で子育て中のショットウェルは新たな挑戦への参加をためらったが、マスクからの熱意あふれる誘いとスペースXの可能性に賭けてみようと決断した。それ以来、彼女はスペースXの成長に寄与し続け、現在では同社の運営を支える中心的な役割を果たしている。
2016年から2024年にかけて、スペースXはロケット打ち上げ回数が大幅に増加した。この成功により、世界で軌道に投入された衛星の大部分はスペースXのロケットによって運ばれている。