3つの投資ルールに基づき株式投資で資産約2億円まで増やした兼業投資家なのなの氏(@nano_nano2001)だが、具体的にはどのように銘柄を売買しているのだろうか?なのなの氏に具体的な株の買い方や売り方をうかがった。「再現性のある投資手法」にこだわるなのなのさんの独自の投資戦略に迫った。
ーなのなのさんは相当数の銘柄をお持ちですが、ほとんどが高配当銘柄なのでしょうか?また、なぜ多数の銘柄に投資しているのか教えてください。
配当利回り3.0%以上を高配当銘柄とすると、保有している日本株のうち85%は高配当銘柄です。配当重視という観点でREITにも投資しています。たまに落ちるナイフを拾うような投資もしますが、高配当銘柄中心に投資をしています。また300銘柄以上に分散投資することで、一部銘柄の急落により全体の資産が急激に減る、という事態も避けています。
ー投資候補銘柄を見つけたらすぐに投資しますか?
すぐに投資するのは2割程度ですね。残りの8割はまずウォッチリストに入れておきます。ウォッチリストには200以上の銘柄を入れており、投資タイミングを待っています。
ーウォッチリストの銘柄はどのタイミングで買うのでしょうか?
株価が下がったときです。特に株式市場全体が下落した時は絶好の買い場です。ウォッチリストの中でも買いたい銘柄ランキングがあり、その上位銘柄から順番に買っていきます。なお、1銘柄数十万円までの購入です。
ー銘柄選択の極意のようなものがあれば教えてください。
一次情報に当たることです。四季報・雑誌・SNSで取り上げられて話題の銘柄であっても、決算短信などの開示情報を見ると、例えば業績が良いのは一時的要因、ということがよくあります。前回お話しした投資ルール(配当利回り4%以上、売上高及び利益が右肩上がり、PER18倍以下)の条件に適合しても、決算短信などから一時的な特殊要因が理由ということが分かり、投資を見送ることはよくあります。
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