週末の4日、ニューヨーク市場では、中国が米国の相互関税に対抗して報復措置を発表したことにより、貿易戦争への懸念が広がり株価が大幅に下落しました。ダウ工業株30種平均は一時1700ドル超の急落を記録し、4万ドルの大台を割る場面も見られました。
外国為替市場では円買いが進み、一時1ドル=144円台まで円高が進行しました。ニューヨーク市場では前日終値比で約1700ドルの安値に沈んだダウは、この日の午後11時50分時点で前日終値から約1726.55ドル下落。
また、ナスダック総合指数も大きく下げ958ポイント近くの大幅安となりました。一方で、欧州市場でも英国FTSE100やドイツとフランスの主要株価指数が4%を超える大きな下落を示しました。