静岡県掛川市にある高天神城跡で、地元の観光協会などが毎年恒例に行っている火縄銃演武の催しが開催されました。このイベントでは、火縄銃の歴史を研究する市民団体「駿府鉄炮衆」が陣羽織姿で参加し、城跡に向けて一斉に空砲を撃ちました。
演武ではさまざまなパターンでの射撃が披露され、観光客たちは迫力ある音とともに歴史の重みを感じることができました。小学生の一人は、「火縄銃の迫力が伝わってきて、高天神城を取り合った徳川家と武田家の戦いについてもっと調べてみたいと思いました」と語りました。
掛川観光協会の大東支部代表の牧野勝彦さんは、「高天神城は歴史を感じさせる貴重な場所です。これからも多くの人に訪れ、その価値を再認識してもらいたいですね」と話していました。