高岡市の商業施設を訪れた石川県輪島市の老舗漆器店経営者、大崎四郎さんが被害を受けた約1万2000点の輪島塗りの状態を確認しました。富山大学芸術文化学部の教員や学生、地域住民らがボランティアで行っていた洗浄作業は今年3月30日に終了し、その記念交流会が開かれました。
大崎さんは「支援を受けられ感謝です」と語り、ボランティアの大学生も「大崎さんの喜びを見てうれしかった」と話しました。富山大学芸術文化学部准教授の安嶋是晴氏は「活動を通じての人間関係を大切にし、輪島の支援を続けていきたい」と述べました。