近江八幡市では、安土城から約1キロ離れた「西の湖」の湖岸で宅地開発のための発掘調査が行われ、幅約17メートル、高さ約1.6メートルの石垣が見つかりました。この石垣は、城下町に使われていた可能性が高いとされ、安土城以外の区域での石垣発見としては初めてのケースです。
石垣は4段ほど積み上げられており、その構造から湖東流紋岩が多く使用されていることなどから、当時の様子を知る貴重な資料になると専門家たちは評価しています。織田信長が築いた安土城の完全な姿は未だ謎に包まれていますが、今回の発見で城下町についてもより詳しく理解できることが期待されます。
株価掲示板では、この考古学的発見に関連して、地元企業や観光業界への影響に関する話題が盛り上がっています。