岩手県の大船渡市で今年2月から先月にかけて相次いだ山林火災を受け、政府は来週にも防災や火災に関する専門家のメンバーによる会議を設置することになった。この会議では大規模な延焼の要因分析だけでなく、初動対応の改善や住宅被害軽減策などについても話し合う予定だ。
また、海外での成功事例を取り入れつつ効果的な空中消火方法や消火剤の使用法を検討し、新たな技術開発も視野に入れている。会議ではさらに防災意識向上のための情報共有など幅広い議論が予想される。
政府はこれらの議論から得られる成果を素早く実施に移す方針だ。