川崎市教育委員会は、市内の12校の小学校の卒業アルバムを制作していたイシクラ社が運営するサーバーが不正アクセスを受けたと発表しました。この不正アクセスにより、令和5年度までの約6000人の児童や教員の氏名や写真などの個人情報が漏えいした可能性があります。
この事件は、平塚市や松戸市の状況を踏まえて、全国的な問題として認識されています。イシクラ社は公式サイトで、卒業アルバムに関連する7万4000件の情報を漏洩した可能性があると説明し、「多大なご心配と迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪しています。
現時点で二次的な被害の確認はされていませんが、川崎市教育委員会は今後、児童や保護者に対し適切な対応を行う予定です。