2024年4月4日の東京株式市場で、日経平均株価が前日に引き続き955.35円安の33,780.58円で取引を終えました。これは、トランプ米大統領による「相互関税」発表後の世界的な不安定化が影響しているとの見方が強いです。特にNASDAQやフィラデルフィア半導体株指数の大幅下落を受け、東京市場でも半導体や輸出関連企業を中心に売り優勢となりました。
日経平均構成銘柄では、アドバンテスト、ソフトバンクグループなどが下げる一方で、KDDIやテルモが上昇しました。また、東証プライム市場の売買高は32億1,500万株に達し、前日に比べて取引量も増加しています。
業種別では、陸運や食料品などが堅調な一方で、銀行や非鉄金属が軟調でした。個別の銘柄では、グッドコムアセットが上昇率トップとなりました。また、「株価掲示板」での注目度も高まっています。
現在の不安定な状況を鑑み、今後のさらなる下落への警戒感も広がっている中、投資家は慎重な姿勢を続けています。