アメリカのトランプ大統領が貿易相手国に対して同水準まで関税を引き上げる「相互関税」を発表。日本への追加関税は24%と想定を超える内容となり、市場に悪影響が出ました。
3日の東京株式市場では日経平均が一時1600円以上下落。下げ幅としては今年最大で、株価は去年8月上旬以来の水準となる3万4100円台を記録しました。企業業績への懸念から幅広い銘柄で売りが出ました。
その後、交渉次第では関税が緩和される可能性があるとの見方もあり、株価はやや持ち直し、終値は2日から989円安となりました。
一方、為替市場ではドル売り・円買いの動きが強まり、1ドル=146円台まで円高が進行。3日の一日だけで3円以上の円高を記録しました。