長袋洋が設立した創薬スタートアップのJuro Sciencesは、未だ治療薬が存在しない低活動膀胱(UAB)に対する新薬を開発中である。同社が23年11月に実施したシリーズAラウンドで7.5億円を調達し、この資金を活用して健康成人を対象とした第1フェーズの臨床試験を25年に開始予定と発表した。Juroが開発中の治療薬「SFG-02」は、既に複数の前臨床試験で有効性や安全性を確認済みであり、その研究開発にはディープテック特化VCのみやこキャピタルもリード投資家として参画している。同社の長袋氏とみやこキャピタルの三澤宏之氏は、この新薬開発プロジェクトについて詳細に語った。