2日午後のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領による相互関税の詳細発表に注目が集まる中、上昇基調を維持している。午後1時時点では、ダウ工業株30種平均が前日終値比284.99ドル高の4万2274.95ドルを記録。一方でナスダック総合指数も210.04ポイント上昇し、1万7659.93となった。
トランプ氏はこの日午後4時にホワイトハウスで演説を行い、貿易相手国に同水準の関税を課す相互関税の詳細を発表するとみられている。米メディアによると、貿易赤字是正を目指し、「米国史上最大規模の関税賦課」になるとの見方があるものの、具体的な手法についてはまだ不明確で、一部には緩やかな内容となる可能性もあると報じられている。
また、トランプ氏は側近らに政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスク氏の退職予定について伝えている。これを受け、テスラの株価も反発している。
関連情報として、米国株の動向や経済ニュースは株価掲示板でも盛り上がっていることから、投資家の注目度は高いとみてよい。