3日の東京外国為替市場で円相場が148円台半ばまで上昇した。トランプ大統領による日本への24%という厳しい関税報道を受けて、リスク回避の動きから円買いが強まっている。株価指数先物も下落しており、三菱UFJ信託銀行ニューヨーク支店の小野寺孝文氏は「145円台まで円が上昇する可能性がある」と指摘している。また、自動車業界を中心に米国との交渉が難航しそうな状況だという。一方で、SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人部長は「24%という厳しい数字に反応し円買いが進んだ」と述べている。
株価 掲示板や日経 平均 株価 掲示板では、このニュースに対する投資家の反応も注目を集めている。今後の市場動向については、米10年国債利回りの低下とブルームバーグ・ドル指数の下落を材料にさらに観測が進むだろう。
--取材協力:船曳三郎.