2日の東京株式市場は日経平均株価が前営業日比101円39銭高の3万5725円87銭で取引を終了し、小幅続伸となった。トランプ米政権による相互関税の詳細公表直前のため、投資家は様子見姿勢が強く、相場全体としてはもみ合いとなりました。一方、半導体関連株など高配当株を中心に買い戻しが進んだことで指数を押し上げる結果となりました。
日経平均株価の出来高は18億4820万株、売買代金は4兆0324億円と、両指標ともに低調でした。業種別では、その他製品や機械、サービス業などが上昇を見せましたが、電気・ガス業や銀行業、医薬品などの一部セクターが下落しました。
東京証券取引所のプライム市場では全体的に株価の上昇基調が見られましたが、スタンダードおよびグロース市場は軟調な動きとなりました。投資家の間では、引き続き米国の相互関税に関する詳細を注視する様子が多く見受けられました。