資産10億円の投資家DAIBOUCHOU氏は、トランプ大統領による保護主義的な貿易政策にもかかわらず、逆に小型株やバリュー株が強い展開になると分析している。過去2年間は大型株が優位だったが、最近では小型株が割安な水準まで下落し、投資家の注目を集めているという。
彼によれば、東証の上場維持基準の厳格化も追い風になっている。IR活動や収益性の改善を要求する結果、経営状況の悪化が見込まれる企業は非公開化に動く可能性がある。また、バリュー株はTOB(公開買付け)やMBO(経営陣による事業譲渡)の対象になりやすく、有利な条件で買収されるケースも増えている。
一方で、日経平均株価は苦戦していると指摘。半導体関連銘柄への投資が一時的に落ち着いたためだと見解を示した。ただし、設備投資の停滞など一時的な要因によるものと位置付けている。
株価掲示板や日経平均株価掲示板でも、このトレンドは注目を集めている。