東京株式市場は2日後場寄り付き、前日比約21円高の3万5645円で始まった。前場に続いて、半導体関連株などの値がさ銘柄が堅調な動きを見せているものの、全体としては幅広い銘柄が売られており、指数は前場終値付近でのもみ合いを続けている。
午前の取引では、日経平均株価は前日比15円高の3万5639円で終了。米ハイテク株の上昇を受け、始まりは買い先行だったが、その後は売りに押される展開となり、狭いレンジでの値動きとなった。
業種別では非鉄金属や輸送用機器などが上昇していた一方で、電力・ガス、鉄鋼、鉱業などの業種は下落。プライム市場では2割弱の銘柄が値上がりし、7割以上の銘柄が値を下げている。
後場寄り付き直後の日経平均株価は約126円高で始まったものの、その後は売り圧力が強まり、前日の終値付近でのもみ合いを継続している。米政権による新たな関税措置への警戒感や原油相場の下落などが影響している。
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