米国の保守系メディアであるニューズマックスは、3月31日に株式公開(IPO)を行い、株価がIPO時の価格を2230%も上昇させた。この驚異的な動きは「ミーム株」として知られる株価の急騰パターンを彷彿とさせる。
ニューズマックスの株価は、上場した直後の取引日に735%上昇し、翌4月1日にはさらに180%上昇。これにより、同社の時価総額は一気に192億ドル(約2兆9,000億円)に膨らんだ。
現在、ニューズマックスの株式時価総額は300億ドルを超え、競合他社であるフォックスニュースを傘下に持つメディア大手フォックス・カンパニーを上回っている。一方で、同社が報告した2021年の売上高は約1億7,100万ドルであり、株価と売上高の比率(PSR)は175倍となる。
この株価動向は、2020年から21年にかけて市場を席巻した「ミーム株」ブームを思い起こさせる。例えば、ゲームストップやAMCエンターテインメントなどのミーム株のピーク時のPSRはそれぞれ4倍と14倍だった。
一方で、ニューズマックスのIPO価格からの上昇率は過去5年間で米国市場での最高記録である。しかし、過去に同様のパフォーマンスを記録した企業は長期的には株価が大きく下落する傾向があり、平均してIPO価格から約94%も下回る結果となっている。
このように、投資家たちの間では、株価掲示板や日経平均株価掲示板を通じてニューズマックスへの関心が高まっている。しかし、そのような短期的な動向に惑わされることなく、長期的な視点での分析も重要になるだろう。
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