総務省は、ふるさと納税返礼品に関連した不適切な行為を発見し、その結果として長野県須坂市のシャインマスカットと岡山県吉備中央町のコメに対する指定を取り消すことを決定しました。この取り消しは全国で4例目と5例目の出来事となります。
まず、長野県須坂市において、返礼品として提供されていたシャインマスカットが不正に産地を偽装していたことが確認され、これが発覚したにもかかわらず適切な対策が講じられなかったため、総務省はこの市に対する指定を取り消すことを決定しました。一方で、岡山県吉備中央町では、返礼品としていたコメについて、生産者に対して出荷量に応じた奨励金を交付していたという違反行為が明らかになり、これにより寄付額の3割以内という調達費用の基準を破ったと判断されました。
このような指定取り消しは全国的に4例目と5例目にあたりますが、ふるさと納税を通じて地域活性化や経済効果を期待する自治体にとって大きな痛手となるでしょう。今後もこの問題に対する厳格な監視が続くことが予想されます。
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