千葉県柏市の運送業者の敷地に到着したコンテナから、およそ500匹のアリとその卵や幼虫が確認されました。専門家による分析により、これらのアリは危険性の高いヒアリであることが判明しました。
この事態を受け、環境省は周辺地域に殺虫剤入りの餌を設置するなど、さらなる対策を講じています。なお、発見されたヒアリの中に女王アリが含まれていないことから、一時的な侵入である可能性が高いとされています。
このヒアリの確認は今年度に入って3例目となります。環境省は今後も周辺地域への拡大を防ぐための調査を進めるとのことです。ヒアリは攻撃性や毒性が強く、暑い時期に活動が活発になるという特徴があります。
そのため、専門家の呼びかけに沿って、もしも不審なアリを見つけた場合は素早く専門の相談ダイヤルなどへ連絡することが重要です。ヒアリを含む異常事態への対応は、地域全体にとって大きな課題となっています。