普通のサラリーマンから突然、資産2億円を持つ人へと変貌したという話題がインターネット上で話題を集めています。この成功の背後には何があったのか?人気ブロガーである斗比主閲子さんが公開した著書『普通の会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』から、その秘密の一端をご紹介します。
まず最初に取り組んだのが、人生設計のExcelシートを作成することです。ここでは、自分の90歳までの収入や支出、貯金額、投資額、ライフイベントなどを1年単位で整理しています。この作業を通じて、早期リタイアができる程度の資産を築くことが目標となりました。
最初は家計簿もつけられなかった斗比主閲子さんですが、少額からでも毎月一定額投資を始めることで、その効果が徐々に表れ始めました。例えば、2万円を10年間継続すると約240万円の投資資金が貯まる一方で、10万円なら1200万円になります。
そして、この過程では株価掲示板や日経平均株価掲示板などの情報を活用することで、より効果的な投資を実現しました。情報収集力の強化は資産形成にとって非常に重要な要素でした。
一方で、単に金額を増やすだけではなく、「なぜ資産を増やしたいのか」という根本的な問いにも向き合いました。これにより、漠然とした目標から具体的なイメージを持つことが可能となりました。
この記事では、『ゴミ投資家のための人生設計入門』などといった書籍からの影響も取り入れながら、早期リタイアに向けてどのように資産を増やすべきかを考えるための手法を紹介します。