アメリカの著名なジャーナリスト、テリー・モラン氏が自身のソーシャルメディアアカウントを通じて大統領ドナルド・トランプとその側近スティーブン・ミラーを深刻に批判したことで、ABCニュースから懲戒処分を受けた。このポストは、「世界最悪のヘイトスピーカー」という言葉とともに始まり、トランプ氏に対する憎しみが「自己崇拝へと向かう手段」と定義付けられた。
モラン氏はさらにミラー氏について、「憎しみを精神的な栄養とする」とし、「彼は恨みを食べる」と表現した。この投稿により、ホワイトハウス報道官のカロライン・リーヴィットは即座にABCニュースに対応を求めた。
「われわれはABCにテリー氏に対する責任追及についてどのように処理するのか問い合わせた。」と彼女はツイッター上で述べ、さらにモラン氏が「懲戒処分を受けたり、解雇されることを望んでいる」とも語った。約1時間後、モラン氏の役職や業績にかかわらず、ABCニュースはその対応として即座に彼氏を一時停職させると発表した。
「ABCニュースは報道における公正さと中立性を重んじており、他の人々に対する個人攻撃の公的表現は容認しない。」と広報担当者は説明した。「これはモラン氏自身の見解であり、彼が投稿した憎しみの言葉は当社の基準に違反している。そのため、モラン氏は一時停職となり、今後の評価が行われているところだ。」
この出来事は、アメリカの主要なメディア組織とそのジャーナリストたちに対する新たな批判を引き起こした。