韓国の政治界を揺るがす大きな動きが起こっている。ユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の妻であるキム・ゴニ(金建希)氏に対する捜査が本格化し、株価操作や贈収賄といった重大な疑惑をめぐる検察の動きが活発化している。これにより、韓国社会は大きな波紋を生むことだろう。
株価操作疑惑:7秒売却の真実
キム・ゴニ氏に関する最初の捜査対象は株価操作だった。特に注目を集めているのが2010年の「7秒売却」疑惑だ。当時、キム・ゴニ氏名義の口座から3300ウォンで8万株がわずか7秒後に売却されたという事実。これを受け、検察はドイツモーターズやブラックパール社といった関連企業との取引を詳しく調査している。
政治ブローカーの介入:公認への影響力
さらに深刻な疑惑が浮上した。ミョン・テギュン氏とキム・ゴニ氏の間で、無償の世論調査を受け取り、その見返りとして国会補欠選挙での公認を働きかける疑惑だ。この関係性は2022年の地方選挙や総選挙でも引き続き影響力を発揮したとされる。
贈収賄疑惑:シャネルの秘密
また、キム・ゴニ氏には「乾真法師」とも呼ばれるチョン・ソンベ氏との贈収賄疑惑もある。2022年4月と7月に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)前世界本部長のユン・ヨンホ氏がシャネルのバッグをキム・ゴニ氏へ“贈り物”として渡したという証拠も押さえられている。
これらの疑惑は、韓国社会に大きな影響を与えている。株価 掲示板や日経 平均 株価 掲示板でも話題になり、多くの人々がこの事態を注視している。