2025年4月1日に東京株式市場が締め括った。日経平均株価は前営業日比6.92円高の35,624.48円で取引を終えた。朝から自律反発を求める買いが入り、一時36,000円を超える場面もあったが、期変わり初日の影響を受け、上値は重かった。騰落数は112銘柄が値上がりし、111銘柄が値下がりした。
日経平均構成銘柄の寄与度上位にはファーストリテイリングや第一三共など、一方でアドバンテストやNTTデータなどが下位に名を連ねた。東証プライム市場での売買代金は4兆0,669.26億円と前日に比べて若干減少した。
業種別では医薬品や電気・ガス業などいくつかの業界が上昇を見せた一方、非鉄金属や精密機器などの一部セクターが値下がり。個別銘柄で最も上昇率を記録したのはエイチ・アイ・エス〈9603〉とオープンハウスグループ〈3288〉、サンケン電気〈6707〉だった。
一方、下落率ではオイシックス・ラ・大地〈3182〉が首位を独走。年初来高値更新銘柄は全体の約3%にとどまり、安値更新は約19%となった。