横浜市金沢区在住の20歳のアルバイト従業員、石関凛が3月に小学生と中学生の女子児童をカラオケ店で性的暴行した疑いがあるとして、警視庁によって逮捕されました。この事件はオンラインゲームを通じて起こったもので、被害者たちは犯罪者との交流や会う約束を、ゲーム内のチャット機能と音声通話を利用して行ったことが分かっています。
石関容疑者は犯行後に被害者の口封じに腹を殴り、「個人情報をさらす」と脅して黙秘させようとした可能性があります。彼は「2人とは交際していると思っていた」と供述していますが、これに対し警視庁は容疑者と未成年者が恋愛関係にあるとは考えにくく、実質的に被害者であると見ています。
この事件の背景には昨今のオンラインゲームでの犯罪が増えているという現象があります。警察庁によると、2019年から去年までにオンラインゲームが原因となった犯罪に巻き込まれた18歳未満の子供は約5割増加しています。これは社会全体で見過ごせない大きな問題であり、適切な対策が必要です。