5日前場における東京株式市場では、日経平均株価が前日比88円99銭安の3万7658円46銭と小幅に下落し、午前の取引を終了しました。この背景には、為替相場での円高があり、輸出関連銘柄を中心に値下がりが目立ちました。
しかしながら、前日の米国半導体株価の上昇を受けて、アドバンテスや東エレクトロニクスといった日本企業も追随し、日経平均の下落幅は限定的となりました。また、TOPIXは21.02ポイント安の2764.11で引けました。
銘柄別では、54%が値下がり、41%が値上がりを示しました。出来高は7億4408万株で、売買代金は1兆9645億円と相場の動きがありました。業種別の見方では、海運業や石油・石炭製品、輸送用機器、銀行業が下落率上位となりました。
一方、半導体関連銘柄を中心に金属製品や陸運業なども値上がりを見せました。また、スタンダードTOP20は小幅高を維持し、グロース250とCoreでも上昇傾向が見られました。