警視庁は先日、埼玉県草加市の「醍醐象牙店」元社長、醍醐信昌容疑者(58)を含む4人のグループを不正競争防止法違反の罪で逮捕した。彼らは2022年から2023年にかけて、象牙製品を「マンモスの牙」とか「象牙風」などと偽り、インターネットオークションサイト上で販売していたという。これらの行為により、グループは合わせて約12万円以上を不正に得た疑いが持たれている。
この事件では、醍醐象牙店が「登録事業者」として認められていたにも関わらず、「管理票」を作成せず、象牙の取扱いに必要な手続きを怠っていたと見られている。調べに対し、容疑者は全員供述しており、元社長は「出品物を取り消される恐れがあったため、マンモスの牙などと偽って販売していた」と話している。
さらに環境省によれば、加工品の場合、象牙とマンモスの牙を識別するのは非常に難しいという。醍醐象牙店ではオークションサイト上で、少なくとも1億9000万円以上の販売実績があったとされる。
今回の事件は、市場での透明性や信用度に対する深刻な懸念を引き起こしており、多くのユーザーが驚きの声を上げている。このニュースは掲示板、line 掲示板、社会ニュース掲示板などで盛んに話題となっている。