インバウンド需要による日本ホテル業界の活況は、投資家の間でも大きな関心を集めています。特に訪日外国人観光客数の過去最多記録達成により、東京や大阪では空前のホテル不足が発生しています。この状況を背景に、ホテル銘柄への注目度も上昇の一途です。
株価掲示板でも話題となっている注目の4社をご紹介します:
1. 藤田観光(9722)
時価総額は約1,099億円で、予想PERは13.5倍。株価は2021年から右肩上がりの上昇を続けており、今後も注目が集まる銘柄です。
2. 共立メンテナンス(9616)
時価総額約2,785億円で、予想PERは15.4倍。ビジネスホテル「ドーミーイン」とリゾートホテルを展開する同社の株価は安定した動きを示しています。
3. 帝国ホテル(9708)
時価総額約1,100億円で、配当利回りが0.6%と控えめながらも、その歴史とブランド力は投資家の信頼を引きつけています。
4. 西武ホールディングス(9024)
鉄道事業とホテル事業の両面で成長を遂げる西武HD。時価総額約1兆円超、予想PER36.1倍、配当利回りが1.1%です。
これら4社以外にも、ホテルREITという選択肢もあります。ホテル関連銘柄の配当金は低めですが、分配金が高いことが特徴で、投資家の注目を集めています。