4日前場の東京市場で、日経平均株価は前日比387円85銭高の3万7834円66銭と堅調な推移を見せた。この上昇は米国ハイテク株高を受けた半導体関連株の上昇が主因となっており、さらに米経済の底堅さを背景にした円安も相場全体を下支えしている。
東証プライム市場では76%の銘柄が値上がりし、出来高は7億4786万株と大変活発な取引となった。業種別ではパルプ・紙や精密機器などが上昇をみせた一方で、ゴム製品や金属製品なども下落している。
また、半導体関連株のアドバンテスなどの指数をけん引する銘柄が目立つ中、米国の堅調な雇用データを背景に円安が進展し、市場全体では買い優勢の状況が続いている。これらの要因から日経平均は寄り付き直後の一時的な上昇後も引き続き堅調な展開を見せている。
株価掲示板や日経 平均 株価 掲示板などでは、投資家の間でこの好材料をどのように評価するかの議論が活発化している。米国の経済指標と為替動向に注目し続けながら、今後の市場展開を見極める必要性が高まっている。