ウォーナー・ブラザーズ・ディスカバリーの株主は6月12日の定時株主総会で、同社の主要幹部に対する報酬パッケージを否決しました。特にCEOであるデイビッド・ザスラフ氏の5000万ドルを超える報酬が対象でした。
この投票は非拘束的なものでしたが、株主の約60%が賛成票を投じました。これは昨年の投票結果(賛成率53%)よりも否定的な結果となりました。
ウォーナー・ブラザーズ・ディスカバリーの役員会は、この結果を尊重し、「株主からの意見全てを重視すると共に、来年に向けた報酬パッケージを見直す意向を示しました。同社の株価は2024年の1年間で7%も下落した一方、ネトフリやディズニーなどの競合他社の株価は大幅に上昇しています。