5月28日、米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、メタ社の株主は同社のバランスシートにビットコイン(BTC)を追加する提案に対し、圧倒的多数で反対票を投じました。この提案は、資産運用会社ストライブのイーサン・ペック氏によって1月に提出されたもので、720億ドルの現金と現金同等物を一部ビットコインへ移すことを求めています。
株主たちがこの提案に賛成票を投じたのはわずか392万票でしたが、反対票は50億票近くに達しました。これにより、メタの広範な暗号資産戦略についても再検討が必要となりそうです。
また、同様の提案がマイクロソフトとアマゾンにも行われましたが、これらの企業でも株主たちから反対意見が出ています。この背景には、ビットコインへの信頼性やその価値に対する懸念があると考えられます。