中国のスマートフォンメーカーである小米(シャオミ)は、同社が初めて生産した電気自動車(EV)「SU7」に関連する交通事故が発生し、この事故により3人が死亡したことを確認しました。現地メディアによると、3月29日に安徽省の高速道路で発生した事故です。
この事故を受け、小米の株価は一時6.1%下落しました。先週、EV事業拡大のために約55億ドルを調達し、その直後から約18%も下落しています。
小米は微博(ウェイボ)で、「SU7」が事故発生の約20分前にドライバー支援システムの警告を受け、その後、路上の障害物についての警報が鳴ったことを伝えています。また、事故後車両は燃え上がり、鋼製フレーム以外の大半が焼失したことが分かりました。
小米はEV市場への参入を果たし、先月35万台という2025年の販売目標を設定していました。