今年初めから日本株相場は順調な推移を見せていたが、2月以降に始まったドナルド・トランプ新大統領による追加関税政策が一気に状況を変える形となった。特に中国からの輸入品に対する2度目の追加関税とカナダやメキシコからの輸入品の関税率引き上げ、さらには4月3日から輸入自動車への追加関税発動が決定したことで、株価は急落。3月31日に日経平均株価も前営業日の比で最大となる下落を記録し、3万5000円台まで値を下げた。
一方、こうした厳しい状況にもかかわらず株価が上昇している銘柄も存在する。2024年の大納会と2025年3月31日の株価を比較すると、58の銘柄で50%以上も上昇しており、一方で下落率25%以上の銘柄は100にも達している。
株価掲示板や日経平均株価掲示板では、この激動の相場の中でどの銘柄が浮上し、どの銘柄が沈んでいるのかに注目が集まっている。一方で、関税問題に加えて経済情勢全体への先行き不透明感も依然として広範囲に及んでおり、こうした中でも堅調な値動きを示す株価は投資家にとって貴重な存在となっている。
また、三菱自動車や三越伊勢丹など大手企業でも20%を超える下落が見られた一方で、関税政策への反応が鈍い銘柄も一部に存在し、これらは経済情勢の先行き好転時には一気に回復の動きをみせる可能性が高いとされている。
株価掲示板や日経平均株価掲示板などで注目される銘柄をチェックしながら、今後の経済動向への対応も見逃さないようにしよう。