歌手の相川七瀬さんが26日、外務省を訪れ岩屋外務大臣から親善大使の委嘱状を受け取りました。この任命は、日本とブラジルの外交関係樹立130周年に合わせたもので、文化交流の一環として注目を集めています。
相川さんのデビュー曲「夢見る少女じゃいられない」は、ブラジルでの日系人コミュニティの中で盆踊りをモチーフとしたダンス音楽として広く親しまれており、その影響力が今回の任命に繋がっています。この曲を通じて多くの人々と心を通わせた経験を持つ相川さんが、新たな役割で日本の文化や芸術をブラジルへと伝えていくことになります。
今後の活動について、相川さんは「私自身もブラジルの音楽や文化に深く触れてきた身として、両国の親善を深める役割を大切にしたいと思っています。」と語りました。