東京株式市場の日経平均株価は、1日の後場寄り付きで前日比198円45銭高の3万5816円01銭で始まった。この時点では、前場終値に比べて上げ幅が縮小している。朝方からの上昇から一時的に3万6000円近辺まで達したものの、売り圧力により伸び悩みを見せている。
後場に入っても目立った材料がないため、市場は小動きの展開を続けている。前引け時点で日経平均株価は208円03銭上昇し、反発気配が続いているものの、米国の関税政策に対する不透明感から上値は重い状況だ。
業種別では、医薬品や電気・ガス業などが強い反面、非鉄金属や精密機器、銀行業などは下落している。また、グロース250とグロースCoreも続落しており、全体的な上昇の勢いには陰りが見られる。
株価掲示板では、市場参加者たちが注目し議論を交わしている点や日経平均株価への影響などについて積極的に情報交換を行っている。引き続き、材料不足の中での小動きが予想される。