22日午前6時半ごろ、松浦市御厨町北平免で、走行中の松浦鉄道の運転士が線路上に土砂が流れ込んでいることに気づきました。現場を確認した結果、21日に降った大雨の影響により、約10メートルの範囲で線路の盛り土や砂利が4メートルほど下へ崩れ落ちていました。
警察によると、この事故によるけが人はおらず、周辺には建物がないため人的被害は発生していません。そのため、安全確保と復旧作業を最優先に進めることで全線の再開を目指しています。
今回の大雨により、長期間にわたる交通障害や地域経済への影響が懸念されていましたが、迅速な対応により早くから復旧の目処が立っています。今後も地元住民や利用者の安全確保と円滑な交通サービスを最優先に考え、早期の全線再開を目指します。
この事故は地域社会にとって大きな影響を与えたことから、関係各所での取り組みと協力体制が問われています。今後も、災害時の迅速な対応や長期的な防災対策へのさらなる取り組みが必要だと考えられます。