米国の株式市場がトランプ政権による関税問題で混乱している。S&P500指数は年初来4.6%も下落しており、2022年以来の最悪のスタートとなった。3月31日の取引では、ダウ工業株30種平均が反発し、約418ポイント上昇したものの、全体的な市場には不透明感が広がっている。
エコノミストは、トランプ大統領による関税政策の影響でインフレ率が上昇する可能性があると指摘。これにより経済成長にもマイナスの影響を及ぼすことが懸念されている。一方、投資家の間では「解放記念日」に関連した発表への期待感も高まっている。
こうした状況を受け、ゴールドマン・サックスはS&P500指数の年末予想値を引き下げており、市場ストラテジストたちは慎重な見方を続けている。株価掲示板や日経平均株価掲示板などでは、投資家の間で関税政策に対する意見が分かれている。