18日には東京中央区の晴海ふ頭で、東京消防庁による船火災想定訓練が公開され、約300名の職員と多くの家族連れが参加しました。この訓練は、コロナ後の観光需要増加に伴うクルーズ船入港数の増大を見据え、港湾における安全対策の一環として実施されました。来月からは晴海ふ頭でもクルーズ船の受け入れが再開される予定で、これにより海上交通量も増えることが見込まれます。
東京消防庁の吉田義実消防総監は、「変化に対応するため日々訓練を行うことで安全な港湾を維持していく」と強調しました。今回のイベントでは、参加者に訓練の模様が公開されるとともに、消防士による説明やデモンストレーションも行われました。
この訓練を通じて、港湾での緊急事態への迅速な対応力が確認されました。今後もこのような啓発活動を継続することで、安全で安心な海上交通環境の構築を目指すことが期待されています。