今月11日、千葉市若葉区内の路上で84歳の高齢者が刃物のようなもので背中を刺されて死亡する事件が発生しました。この事件について、警察は12日に千葉市内に住む中学3年の男子生徒(15)を逮捕し、殺人の疑いがあるとして捜査しています。
被害者の女性は歩行中に背後から刃物で攻撃を受けたとみられています。死体検案結果によると、女性の背中には心臓や肺に達する深い刺し傷がありましたが、手や腕には抵抗した痕跡が見られませんでした。これは男性生徒が突然背後に現れて急襲を行った可能性を示唆しています。
捜査関係者によると、男子生徒は犯行を認めており、動機についても調査中だということです。警察は被害者の知人や家族などとの関連性を探っているほか、事件現場周辺での映像を収集して分析しています。
この事件は地域社会に大きな衝撃を与えています。特に高齢者に対する凶悪な犯罪の増加が懸念される中で、若い世代による犯行という事実が人々の不安をさらに高めています。