能登半島地震の影響を受けた地域では新たな災害関連死が確認され、死者数が大幅に増加した。この度、石川県と富山県から新たに8人の死亡例が追加されたことを発表し、現在までの累計死者数は592人に達している。
専門家による審査会で認定を受けたこの新たなケースは、石川県の珠洲市5人、穴水町2人、そして富山県射水市の1人が対象だ。これにより能登半島地震に関連する災害関連死の総数が364人に増加し、直接的な死亡と合わせると死者数は592人に上っている。
さらに石川県内の各自治体には現在も約220件以上の遺族からの申請があり、これらの審査結果次第では今後も新たな追加認定が発表される可能性がある。この災害の影響が長期化していることから、関係機関は引き続き被害者への支援を強化し、迅速な対応に努めている。