13日の朝、東京株式市場は大いに沸き立った。日経平均株価が一気に800円以上値上がりし、3万8000円台を回復したのだ。この水準で取引時間中に3万8000円台をつけるのは、約2ヶ月ぶりの出来事である。この動きは、ニューヨーク株式市場ダウ平均株価が1160ドル上昇したことからも見えてくる。
12日にアメリカと中国が双方の関税引下げに合意したことが背景にある。これにより、世界中で懸念されていた米中の貿易摩擦が和らいできたと受け止められている。株価掲示板では「このニュースを見た瞬間から株価が跳ね上がった」といった声も聞かれる。
東京市場はこの流れに乗り、取引開始直後から日経平均株価が大きく値上がりを始めた。これにより、投資家たちの期待感や安心感が広がっている。株価上昇の背景にあるのは、これらの国々間での緊張緩和と安定した経済環境への期待だ。
ここから先は、米中の貿易合意がもたらす経済効果に注目したいところだ。